システムトレードとは、「あるプログラムにしたがって、自動で株式や為替を売買する」ものです。
ロボットによる株式売買ですね。
私も昔、株式投資で遊んでいましたが、お金がほしいという欲に負けて、大損をした記憶があります。
それ以来、株式投資などお金が増えるとされているものに対しては、「お金がほしい」と思ってトレードしてしまうと失敗しやすいということを学びました。
矛盾してますよね(笑)お金がほしくて株式投資しているのに、お金がほしいと思ってはいけないのですから。
株式投資やFXの必勝法としては、「いかに感情を排除して投資するか」にかかっていると私は思っています。
そんな私は、「早くロボット投資とかさらにはAIによるトレードはできないかなー」と常々思っていました。
そんななか、実はそんなサービスがすでにあるのでは?と何気なく検索したらすでにありました(笑)私が知らなかっただけのようです。
ですが、システムトレードはまだまだ発達途中のようで、あまりネット上にも情報がありません。。。
じゃあ、作っちゃおうということで、記事を書こうと思いました。
これから私がシステムトレードで学んだことを書いていきたいと思います。

目次
システムトレードとは
システムトレードとは、先ほども書きましたが、あるプログラムに従って、自動で株式や為替を売買することです。
例えば、「過去の出来高を越えた場合に買い注文を入れる」とか、「購入価格よりも5%下がったら成行で売却する」など、ある条件を満たしたときに、買いや売りの注文を出します。
こうすることで、
- 平日、株式市場があいているときは仕事でチェックできなくて、好機を逃す
- 損切りのタイミングで躊躇してしまう
といった状況に対策できるのが特徴です。
私は、特に「感情を排してシステマチックに取引可能」という点に非常にひかれます。
投資は100%勝てる方法というのは無いと思っています。ですが、平均的に見てプラスとなる方法はいくらでもあるのではないかと思っています。
極端な例をあげると、10回の取引の内、9回負けたとしても、1回勝ったときの利益が、9回分の敗けを上回れば良いだけだということです。
そのために、「損切りは細かく」と言われたりもします。
システムトレードのデメリットとしては、
- ルールが適用されれば自動で注文が入るので、一度に多額の損失を被ることがある
- 運用するシステムがトラブルなどで停止してしまうと、ルールが適用できず、損失が出る可能性がある
ひとつ目のデメリットは、ルールをしっかりとバックテストすることである程度解消されます。
バックテストとは、過去のチャートで、ルールを当てはめたときにどれくらいの利益が出たかを確かめることです。
設定したルールが本当に利益をあげるのかを見極めることができます。
上昇相場の時のみならず、下落相場の時も、しっかりと利益を出せるルールがベストです。
そのため、ルールのテストをしっかりとしてから、実際の取引に進むことを強くおすすめします。
過去一年とかではなく、少なくとも10年くらいの規模では見ておきたいところです。
また、もうひとつのデメリットであるマシントラブルは、あまり防ぎようがないというのが実情です。
自分のパソコン側は、ちょっと高めのパソコンを買うなどすれば、リスクは減らせますが、証券会社側は、こちらの手の施しようがありません。
そのため、まさかのときには、コールセンターにより取引ができる体制をとっているところがほとんどです。
ただ、相場を見ていないときにトラブったらどうしようもありません。
ですが、そんなマシントラブルが頻繁に起こることは、いまの時代考えにくいので、その影響を考えることは必要ないでしょう。
繰り返しになりますが、「感情を排除して取引できる」という点が、非常に優位に働くと私は思います。
システムトレードは、短・中期的売買
取引の仕方からもわかるように、システムトレードは、短期的あるいは、中期的なトレードにより利益を得ていく方法です。
いわゆるデイトレードですね。
だいたい、その日中の売買~1週間程度から10日の間で売買が行われると思います。
したがって、「長期的に見て、将来的に上がるから買っておこう」とか、「この企業を応援したいから株を買おう」といった方法ではないので、その点、注意が必要です。
システムトレードは、短期間で売買を繰り返すものだということを理解ください。
システムトレードの始め方(証券会社選び)
システムトレードのメリット・デメリットはわかっていただけたかと思います。
それでは、どこでシステムトレードを始めれば良いでしょうか。比較してみたので参考にしてください。
大手ネット証券会社でご存知の方も多いと思います。マネックス証券でもシステムトレードが可能です。
取扱い商品 | 国内株式 |
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手数料 | 株式売買手数料のみ |
売買ルール(ストラテジー) | いくつか選択可能。また、自ら開発も可能。 |
その他 |
IPO(新規公開株)が注文できなくなる アプリを開いている間のみ売買を実施 |
以下から公式リンクに飛びます。新規登録で、取引手数料が3ヶ月間無料になります!
2020/8/7をもって、マネックス証券のシステムトレードはサービスを終了します。
2020/5/7から、新規口座開設の受付を停止しています。
残念です。。
取扱い商品 | 国内株式、日経先物225、FX |
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売買ルール | いくつかの戦略から自ら組み合わせて作成 |
株式口座 | カブドットコム証券、岡三オンライン証券、SBI証券 |
売買実施 |
アプリを開いていなくても自動で取引 |
その他 |
バックテスト不可 実際に売買しようとすると有料 |
取扱い商品 | FX |
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売買ルール | 6,000以上あるストラテジーから選べる |
売買実施 | アプリを開いていなくても自動で取引 |
取扱い商品 | FX |
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売買ルール |
プロが作ったストラテジーを使って取引できる 公開されるストラテジーは効果が出るもののみに厳選 |
売買実施 | アプリを開いていなくても自動で取引 |
取扱い商品 | 国内株式 |
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売買ルール | 厳選されたストラテジーのみ。これまでの実績があるものを選べる(買う) |
売買実施 | アプリを開いていなくても自動で取引 |
取引い商品 | FX |
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売買ルール | 提示されたストラテジーから選ぶ |
売買実施 | アプリを開いていなくても自動で取引 |
その他 |
取引コストが安い スワップポイントが高いため、長期保有でも利益が大きくなる |
私個人的な印象としては、
- 国内株式ならマネックス証券
- FXならシストレ24
といったところでしょうか。どちらも自由度が高いためです。特にマネックスは、自らルールを作れるので自由度が非常に高いです。
ただ、パソコンをつけていないと、アプリを開いていないと売買は実施されません。
逆にいうと、相場を見ているときしか売買しないのは安心かもしれません。
自動でやってほしいときは、パソコンをつけっぱなしにしておけば良いでしょう。(電気代かかりますが。。)
また、マネックス証券もシストレ24も、追加のお金(システム利用料)があまりかからないのも、うれしいポイントです。
ちなみに、ループイフダンも良さそうでしたが、情報が少なかったのでおすすめとしてはあげませんでした。
FXやりたい方は、無料なので口座開設してみるのも良いかもしれません。
当ブログでは、マネックス!
当ブログでは、マネックス証券により、システムトレードに挑戦してみます。
実際に売買してみたり、売買プログラムを作ってみたりといった内容を紹介していきます。
次回は、マネックス証券でのシステムトレードの始め方を紹介します。
