前回、『システムトレード(自動株式売買)の始め方~証券会社比較まとめ~』にて、システムトレードができる証券会社を紹介しました。
ここでは、実際に、マネックス証券にてシステムトレードを始めるまでの方法を紹介していきます。
システムトレードはまだまだメジャーでなく、あまり詳しく述べられていないので、ここで紹介したいと思います。


目次
まずは口座開設
なにはともあれ、まずはマネックス証券の口座を開設しましょう。
方法としては、
- 新規にシステムトレード用の口座を開設する
- すでに株取引用の口座を持っている場合は、システムトレード用の口座に切り替え
上の2つのいずれかです。
すでにマネックス証券の口座をお持ちの方でも、システムトレードの利用申請をしなければ、システムトレードはできません。
以下から公式ホームページに飛んでいただいて、「口座開設・利用申し込み(無料)」から申し込みしてください。
しかもいまならなんと!以下のリンクから飛んでいただくと、最初の3ヶ月間は取引手数料が無料になります!
新規に口座開設する方も、すでに口座を持っていて、システムトレードの利用申請をする方も同じリンクで大丈夫です。
口座開設・利用申し込みの手順は、リンク先に詳しく書いてあるのでそのまま進んでもらえればできると思います。
システムトレード口座の注意点
マネックス証券でシステムトレードの利用申請をする際は、以下の点に注意ください。
- 取引手数料の体系が指定される(定額プラン)
- IPOやPO、立会外分売の申し込み、単元未満株(ワン株)の購入ができなくなる
- アプリ「マネックストレーダー」が使用できなくなる
- ウェブサイト上で取引できない(アプリからでないと注文できない)
- 一般信用の売り立て(空売り)ができない
- マネックスポイントが付与されない
順に詳しく見ていきます。
取引手数料の体系が指定される
システムトレード口座を開設した場合、取引手数料は以下の表のように、定額プランとなります。
プラン名 |
1日毎の約定金額 |
取引手数料(税別) |
ミニプラン | 10万ごと | 50円 |
ノーマルプラン | 100万ごと | 400円 |
ラージプラン | 1,000万ごと |
3,250円 |
例えば、ノーマルプランの場合
50万の株を3単元買って、2単元売った場合の合計250万の取引をした場合は、1,200円の手数料が取られます。
基本設定では、ノーマルプランですので、ミニプランに変えたい場合は、以下の画像に沿って変更してください。
ステップ1 マイページの下の方にある株式売買手数料をクリック(ログイン後です)

ステップ2 手数料コース変更をクリック(現在のプランの確認もできます)

ステップ3 変更したい手数料コースを選んで申し込み

ラージプランは、信用取引口座を開設している方のみ選ぶことができます。
また、ラージプラン希望の方は、電話にて伝えないと、コース変更できないようです。以下のトレードステーションサポートダイヤルにて連絡が必要です。
0120-010-655携帯電話・PHS 03-6737-1637受付時間:平日8:00~17:00
IPOやPO、立会外分売の申し込み、単元未満株(ワン株)の購入ができなくなる
これは書いてある通りです。マネックス証券のIPOは完全抽選型で、投資資金の少ない方には、当たる可能性が比較的高いので、これが応募できなくなるのはやや痛いです。
実際、私もこの制約を見て、システムトレードを諦めかけました(笑)
アプリ「マネックストレーダー」が使用できなくなる
マネックストレーダーは、株の値動きなどを一覧で見れたりとかなり高機能なアプリです。
めっちゃすごいデイトレーダーが、複数画面に映る大量のチャートを見ているのをスゲーと思ったことはないでしょうか。それと同じようなことができて、自己満足感が味わえます。(笑)
そんなトレードアプリですが、システムトレード専用のアプリが、ほぼそれに取って変わります。
なので、そこまで残念がる必要もないのかなと思います。
ウェブサイト上で取引できない(アプリからでないと注文できない)
普通の証券口座の場合、ウェブサイト上から注文ができました。
ですが、システムトレード用の口座にすると、アプリからしか株の売買ができなくなります。
ですが、システムトレードなので、基本的にほったらかしでいいはずで、急に株の売買をしたいとなるときはほぼ無いと思います。
ですが、それでも急に取引したくなった場合は、パソコンがないとダメかと言うと、そうでもありません。
つまり、スマホのアプリでも取引ができるので、スマホがあれば、どこでも取引可能です。
ですが、スマホのアプリが開いていたとしても、システムトレード(自動売買)はしないので、その点注意です。
一般信用の売り立て(空売り)ができない
一般信用の売り立てのみができないので、制度信用の売り立ては可能です。
制度信用取引ができる銘柄は、一般信用取引よりも数が少なくなるので、バックテストをする際も、注意が必要です。
ルールの条件に合っても、なぜか空売りがされないという場合は、その株が制度信用取引に対応しているかどうかも確認しましょう。
マネックスポイントが付与されない
さしたる問題ではないかと思いますが、これまでマネックスポイントをいっぱいためているという方には、ショックかもしれません。
もったいないと思うなら、使いきってからシステムトレード用の口座を開設してください。
口座変更の場合は通知が来る
これまでで、いろいろな注意事項を書いてきました。いろいろと制約が出ても大丈夫!となったら、上の方にのせたリンクから公式ホームページに飛んで、申し込みをしてください。
ここでは、すでに通常の証券口座を開設していて、切り替える場合を書きます。
申し込みが完了したら、翌営業日にマイページのメッセージボードに通知が来ます。

その通知で、あらためて契約を申し込むとすると、翌営業日にはトレードステーション用の口座に切り替わります。
その際にも、注意事項をまとめたpdfが読めますので、しっかりと確認してから申し込みすることをおすすめします。
新たにお知らせ「トレードステーション利用契約設定完了のお知らせ」という通知が来ます。
この通知は非常に重要で、トレードステーションアプリのダウンロードや、マニュアルの紹介もしてくれています。
アプリをダウンロード
トレードステーションアプリを、お知らせから、ダウンロード・インストールすれば、あなたもシステムトレーダーの仲間入りです!
これからは、売買ルールを決めて、取引をしてもらうだけです。
みなさんそれぞれの夢を叶えるために、まずは口座登録しましょう!
次回は、実際に、システムトレードをする方法を紹介します。
