NURO光はコスパが良く、速いネット回線だと人気を集めています。
ですが、その通信速度の速さは、ルーターに大きく左右されます。
NURO光の場合、回線終端装置とルーターが一体となった機器を提供してくれます。
ですが、そのルーターにも実は種類があるというのをご存知でしょうか。
そのルーターの種類によっては、高速通信できる場合とそうでない場合があります。
目次
NURO光のルーターってどんなもの?
NURO光のルーターは、以下の画像のようなものとなっています。

これ一台で、回線終端装置の役割と、ルーターの役割を果たします。
つまり、この一台だけで無線も飛ばすことができます。
つまり、NURO光の場合は、無料で提供してくれるこの一台で、信号を変換して、かつスマホなどに飛ばしてくれる優れモノなのです。
NURO光のルーターの種類
NURO光には、ルーターが6種類あります。
その6種類の性能を一覧表にしたものが以下です。

通信速度が異なる点が非常に気になりますが、順に説明していきます。
有線LANポート数
有線LANポート数は、その名の通り、有線LANをいくつまでつなげることができるかを表しています。
その数が、3となっているので、3本の有線LANをつなげることができます。
TAポート数
TAとは、テレフォニー・アダプターの略で、電話回線のつなぎ口です。
固定電話をつなぎたい場合に使用します。
その数が1となっていますので、一つの固定電話のみ対応可能だということです。
無線LAN下り最大通信速度
ここが一番気になるところだと思います。
無線LANには、次に紹介しますが、その電波の飛ばし方にいくつか種類があります。
その種類の違いにより、通信速度が速い場合と、比較的遅い場合の2種類が存在してしまうことになります。
かたや450Mbpsでかたや1,300Mbpsとなると、その差はかなり大きいです。
無線LAN規格
「IEEE802.11」というのは、無線LANの通信規格を表します。
末尾のアルファベットによって、その特徴が分かれています。
通信速度はどんどんと進化しており、どんどん速いのが誕生してきています。
先ほど示した表の下3つ(無線LAN速度が速い3つ)には、「IEEE802.11ac」という通信規格が可能となっています。
この「ac」ですが、従来のIEEE802.11nの通信速度の11.5倍の速度を実現しています。
IEEE802.11nが最大通信速度600Mbpsに対し、IEEE802.11acは6.9Gbpsの通信速度を誇ります。
その結果、無線LANの通信速度も大きな差が出てしまいます。
周波数
周波数は、無線LANが発する電波の周波数を表します。
2.4GHzのものは、障害物などにも強く、壁などがあっても、電波が届きやすいです。
ですが、一方で、一般的な電子機器によくみられる周波数です。
そのため、電波干渉が生じて、通信速度が低下するというデメリットがあります。
一方5GHzは、そういった電波干渉を避けるために開発されましたが、障害物などにはやや弱いという特性を持っています。
NURO光のルーターでは、2.4GHzと5GHzを使い分けることができるので、家の状況などを見て、使い分けましょう。
接続方法の切り替えは、接続するWiFiを切り替えることで変更できます。
ルーターの種類の確認方法と一緒に紹介します。
NURO光のルーター種類の確認方法
NURO光のルーターの種類は、ルーター本体の以下の画像の箇所を確認してみましょう。

ルーターの種類を確認してみると、「HG8045Q」でした。
私の場合は、最初からこのルーターが着ました。
また、2.4GHzと5GHzを使い分けるには、画像のように、接続先を変えることで変更することができます。
無線を受信する側(スマホなど)で、使うWiFiを変更すれば切り替えられます。
キャッシュバックの額は、公式によるものが最も良心的で金額が多いです。
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また、私が申し込んだキャンペーンは以下のサイトからです。
NURO光のルーターは選ぶことができないのか
誰もが、通信速度が速いルーターを希望しますよね。
なんせ、特に料金が変わるわけでもないので。
ですが、残念ながら、NURO光の場合、ルーターの種類は選ぶことができません。
公式ホームページにも書いてありますが、どのルーターが来るかは選ぶことができないとのことです。
おそらく、通信速度が速いルーターに順次切り替えていることと思いますが、まだ古いのが残っている可能性もあります。
遅いルーターが来たらどうしたら良い?
NURO光公式には特に書いてないようですが、ルーターの交換ができます。
2015年9月より前のルーターの場合は、交換に1万円かかってしまうようですが、それ以降であれば、無料で交換してもらえるようです。
NURO光のサポートデスクに問い合わせることで、交換可能です。
NURO光は2回工事があって、1回目の宅内工事の際にルーターが設置されます。
その時に、ルーターの種類を確認して遅いものなら、すぐに連絡すると、2回目の宅外工事を待っている間に交換できるかもしれません。
市販のルーターを接続したい
例えば、NURO光のルーター(回線終端装置)を1階に置いて、3階まで無線を飛ばそうとすると、通信速度が遅くなってしまいます。
そのとき、3階に、中継機として市販のルーターをつなぎたいときもあるかと思います。
そういった場合には、市販のルーターを「ブリッジモード」(アクセスポイントモードやハブモードなどと呼んだりすることもある)にして接続すれば解決します。
これをいつも通りルーターモードでつないでしまうと、「二重ルーター」となってしまい、正しい接続ができなくなってしまいます。
NURO光以外の回線でよくあるのが、回線終端装置とルーターが別々の機械になっているものです。
別々の機械であれば、回線終端装置に複数のルーターをつなげば、二重ルーターとはなりませんが、NURO光のルーターの場合は、一つの機器に「回線終端装置」と「ルーター」が詰まっているので、うまくいかなくなってしまいます。
ですが、基本的には、NURO光の場合は、市販のルーターは不要だということを認識ください。
まとめ
NURO光のルーターの種類について紹介しました。
ルーターの種類によっては、通信速度が速いのと遅いのがあります。
そうなってくると、「キャッシュバックが多いと遅いのが来るのでは?」と疑いたくなるでしょう。
私の場合は、公式によるキャッシュバック45,000円を受け取っています。
上で述べたように、私の場合は最初から高性能なルーターが届きました。
どのルーターが来るかは完全に運任せなのかもしれません。
もしも、遅いルーターが着ても、電話一本で解決するので、ぜひ電話してください。
黙っていたら遅いままですよ!
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