みなさんは、自らの投資を振り返ったことはあるでしょうか。
株式投資に限らず、投資信託やETF、債権などあらゆる投資の振り返りができるアプリ「マイトレード」を紹介します。
なんとこのアプリ、複数の証券口座に入っている資産をひとつに集約できて、過去の取引から自分の投資がどうだったかを見える化できます!
そうすることで、過去の取引で何がダメだったかが明確になり、次の取引に繋げることができます。
こんな方にオススメ!
- 複数の証券口座に資産がある方
- いままで、なんとなく株などの取引をしていた方
- 過去の投資を振り返り、より大きな利益をあげたい方
目次
マイトレードとは
まずはマイトレード「myTrade」について紹介します。
株式会社テコテックという会社が出している投資関係のアプリです。
テコテックは2007年からやっている会社で、証券やその決済に関するシステム開発を主にしている会社です。
10年以上前から、IT関連で成長している会社なので、その技術を駆使してアプリ「マイトレード」を産み出したのは用意に想像できます。
さらに、東京証券取引所とも取引関係にあるようで、今回のアプリの信頼感が増します!
マイトレードは、2019年6月時点で5万以上ダウンロードされており、さらに平均評価が4.1です!
星1をつけている人がかなり少ないのは、投資アプリのなかではかなり珍しいです。
マイトレードのメリット
マイトレードのメリットは以下が挙げられます。
- 複数の証券口座をひとつにまとめられる
- 過去の取引から、自分の取引が見える化できて、今後の取引の利益アップに繋がる
- 投資日記がつけられるので自分の感情のコントロールができるようになる
順に紹介していきましょう。
複数の証券口座をひとつにまとめられる
例えば、マネックス証券の口座とSBI証券の口座でそれぞれ株を持っている場合、それらの損益の合計がどうなっているかは、すぐにはわかりません。
昔はこっちの口座で買ったけど、最近はNISAとかの関係で別の口座に変えてるんだよなー。とか、
IPOはこっちの口座で当たったから複数口座に株が分かれているんだよなー。とか、
そういった方にオススメです。
自分の取引が見える化できる
自分の取引がどれだけプラスだったのかなどが、記録できます。
さらに、チャート上でどの位置で買って、どの位置で売ったかもわかります。
なので、自分の思う通りの取引ができているかというのが、一目瞭然なわけです。
これはすごいです!
何事でも、振り返りというのが大事ですが、投資にはなかなか振り返りが面倒であまりしない人も多くいます。
そんななか、このアプリを使えば、瞬時にできるので非常に助かります。
投資日記もつけられる
地味にありがたいのが、アプリ上で投資日記をつけられるところです。
売買をするなかで、どういったことを考えて、思って取引をしたかを記録に残すことができます。
投資日記を付けている人も多いと思いますので、このアプリがあれば一通りの管理が一気にできます。便利ですね。

対応している証券会社一覧
マイトレードが対応している証券会社は以下の画像にある8社です。大手有名どころは対応しているので、ほとんどの方が問題なく使えると思います。

マイトレードのデメリット
デメリットとしてあげるならば、アプリを登録する以前の過去の取引分は反映されないので、これまでの投資を振り返ることができません。
ですが、これまでのことを悔やむよりも、前を向いた方が明らかに得策です!今からでも遅くありません。
1年後に笑っているか、なにも変わっていないかです。
もう1点デメリットとすれば、そもそも論ですが、売買を頻繁にしない、長期投資だけで運用している方には、大きなメリットはないかもしれません。
ですが、複数口座に分けている人や、買い増しするときの戦略をたてるときには、保有株式がグラフでわかると、なにかと便利です。
過去の取引から自分の取引を見える化
上でも書きましたが、マイトレードは、過去の自分の取引を見える化してくれます。
もっと具体的に言うと、以下の画像のように、
累計の損益額や、期間毎の損益額、保有期間と取引関数の関係や、取引結果の勝率なんかもわかります。

有料会員になれば、以下の画像のように、取引銘柄数や平均保有銘柄数などがわかります。
さらにおもしろいのは、「あれこれ手を出し度」もわかるところです。

あれもこれもと手を出しているということは、投資方針が定まっていないとも言えます。
その状態で取引を続けてしまうと、一見良さそうなものに目がくらんで、泥沼にはまってしまいます。
ツイッターとも連動できる

自分の投資をツイッター上にあげることもできます。
日々の記録になる他、同じくマイトレードを使用している人たちと、情報交換もできてモチベーションアップに繋がること間違い無しです!
「継続は力なり」です。
アプリ登録方法
アプリの登録方法はいたって簡単です。
まずは、アプリをダウンロードしてください。
ダウンロードしたら、アプリを起動して、「新規登録」をクリックしてください。

登録方法を選べますので、お好きなものを選んでください。
ツイッターと連携とるのであればツイッターアカウントを使うとスムーズかもしれません。

ここでは、メールアドレスにて登録した場合を紹介します。
登録したメールアドレス宛に、認証番号が送られてきますので、それを入力します(私の場合は、すぐにメールが飛んできました)。

証券口座を登録しよう
その後引き続き、証券会社の登録をします。
選べる証券会社は、上の方でも述べた、8社です。

自分の口座を選んでください(ここでは、SBI証券の場合を説明します)
証券会社を選ぶと、各証券会社のページに飛びます。

ログインをすると、証券会社から持っている株の情報を、アプリに自動で登録してくれます。
これで、証券口座の登録完了です!
ちなみに、SBI証券の場合は、2営業日ほど反映に時間がかかるので注意ください。
損切り設定しよう
引き続き、損切り・利食いの設定もしておきましょう。

ここで設定しておくと、条件に達したときに、アプリから通知が来ます。
取引のタイミングを逃しづらくなりますし、自分の売買ルールを再認識できるのでオススメです。
属性の登録
性別や誕生日などを入力することもできますが、いまいちなんのメリットがあるかわかりません。。
登録しておくのは良いと思いますが、無理にしなくても良いかもです。

保有株式が反映されない?

SBI証券の場合(他の口座もそうかもしれませんが)、登録したての頃は保有資産が反映されません。
もしや投資信託は反映されないのか?とか、ひとつの口座だけじゃダメなのか?とか、無料会員ではダメなのか?とか、色々考えましたが、なんてことはありませんでした。
上にも書きましたが、反映に2営業日ほどかかります。2日ではなくて2営業日なので、土日などは含まれません。少しの我慢です。
投資の見える化で、精度向上をして目指せ億トレーダー

投資というのは、お金が絡んでいます。お金が絡むと、残念ながら人は、理性を保てなくなります。
そんなときに、文字やグラフで自分の過去の取引を見ることができたら、投資のレベルが上がっていきます。
何事もレベルが上がれば、大きな成果が得られます。
失敗は成功のもと!
投資のレベルアップに向けて、まずは第一歩、アプリをインストールしてみませんか?
こつこつと世界に分散投資するのもありです。ノーベル賞受賞の方法!