投資

当たればうれしいIPO(新規公開株)のすすめ

当たれば嬉しいIPOのすすめ

突然ですが、皆さんはIPO(新規公開株)というのをご存じでしょうか。

有名どころや、業績の良いものを選べば、値上がりする確率が高いものです。

しかも、買ったときの2倍に跳ね騰がることもざらにあります。そんなIPOに挑戦しないなんてもったいない!

初心者でも簡単なので、是非お試しください。

目次

IPO(新規公開株)とは

これから新たに上場する会社が、株を買ってくれる人を募集します。

そこで、株が上場する前に、購入希望者に株を購入してもらいます。

その株がIPO(新規公開株)です。

上場する前は、関係会社などしか株を持っていないので、IPOを買ってもらわなくては、上場した後に売買ができなくなってしまいます。

関係会社などが持ち株を手放してしまっては、株式の大半を他社に取られてしまい、実質的に買収となってしまうからです。

したがって、そうなってしまわないようにIPOを購入してもらいます。

ちなみに、ロックアップという制度があり、大株主(IPOを出す会社の株を一杯持っている人・企業)はある一定期間は、株を売ることなできないことになっています。

次に、IPOの株価に関してです。

IPOの株価が、その会社の経営状況などを考慮した実情とかけ離れていて、割高となってしまっていては、誰も購入しません。

したがって、実情を考慮した価格より少し安めに設定することで、購入してもらいやすくしています。

このことから、IPOを購入した価格より、上場した後の価格の方が高くなる可能性が高いため、儲かる確率が高いということです。

たとえば、2018年6月に上場した「メルカリ」は、IPOの価格が1単元(100株)当たり30万円でしたが、上場したときについた値が1単元(100株)当たり50万円でした。

つまり、20万の利益です(実際はそこから20%の税金がかかりますが)。特に努力もせずに、20万ものお金が手に入れば、素晴らしいものです。

こういった、皆が知ってるような案件(過去には、LINEや日本郵便など)は、頻繁に出るわけではないですが、買えれば利益が出る可能性は高いです。

IPO(新規公開株)の買い方

とても魅力的なIPO、皆さんも買ってみたくなったかと思います。

ただし、高確率で儲けられるものが、そう簡単に手に入るほど、甘くはないです。

先ほどから、『買えれば』という表現をしたのには理由があります。

IPOは、みんなが買いたいと思っているものなので、用意していた株数よりも多くの注文が入った場合、抽選(ブックビルディング)により購入できる人を決めます。

この抽選が、人気なものほどなかなか当たりません(なので、正直なところあまり教え広めたくないのも事実ですが、IPOが盛り上がるほど、当たったときの利益が大きくなりやすいです)。

実際私も、年に一回当たればいいなーといった感じです(あまり資金がないので。。)。

資金がたくさんある方は、いろんな証券会社の抽選に参加できるので有利です。もちろん、抽選に参加するだけならタダでできます。

ただ、当選したはいいけど、買うお金がないと、再抽選(繰り上げ当選)をしなくてはいけなくなり、証券会社にとっては面倒です。

したがって、多くの証券会社は、抽選に参加する際に、IPOを買えるだけのお金を担保とする必要があります。たとえば、1単元30万のIPOの抽選に、3社参加しようとすると、合計90万必要ということになります。

こういった理由から、資金がたくさんある人は、いろんなところの抽選に参加できるので、有利となります。

抽選には、証券会社の株式等を売買できる口座があれば、参加可能です。

たとえば、SBIの場合、公式サイトに詳しい抽選参加方法が、記されているので、そちらを参考ください。

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どのIPO(新規公開株)を買うべきか

    この記事のはじめの方で、知名度や業績が高ければ、株価が上がる可能性が高いと言いました。

では、どういった企業のIPOを狙っていけば良いのでしょうか。

以下に、IPOの評価をしているサイトを紹介します。正直、ここの予想と過去の実績から、参加するかどうかを決めて良いと思います。

実際私もそうしています。

事業内容や、業績などをいちいち追っていては、時間が足りませんし、知識が必要です。

したがって、私は以下のサイトを信用して抽選に参加しています。当たり前ですが、自己責任なので、「良い評価をしていたのに、損したじゃないか」といったクレームはあり得ないです。

神様ではないので絶対のことは知り得ないことは当然です。皆様も利用する際はくれぐれも自己責任でお願いします。

https://96ut.com/ipo/list.php

https://www.ipokiso.com

抽選に申し込むときの注意点

IPOは、抽選に参加する時点では、株価が確定していません。ある程度の幅を持って仮条件として、掲示されます。

たとえば、メルカリの場合、1株当たり2700~3000円の間で価格が決定します、となっていました。

結局、公募の時、つまり買う株価は、1株当たり3000円でした。この株価未満で抽選に申し込んでいたら、抽選に参加すらできなくなってしまいます。

抽選に参加するときに、いくらで買うかというのが設定できます。

ここで、メルカリに応募するときに、1株当たり2700円で買いますよ、という設定で申し込んだとしましょう。

そうすると、公募の時は、3000円で、2700円よりも高い金額となっているため、3000円では買う意思がないと思われます。

したがって、抽選に参加することすらできなくなります。抽選期間に、応募が多く、需要が高いと判断された場合、仮条件の最高値となる可能性が高いです。

このことから、抽選に参加するときは、指値(2700円なら買いますという買い方)ではなく、成行(株価がいくらになっても買います)による参加をおすすめします。

たとえば、SBIでは、ストライクプライスという表現をしています。このストライクプライスで買うと設定すると、価格がいくらになっても買います。購入方法は各社の方法を確かめてから設定してください。

各証券会社の抽選方法

各証券会社によって、IPO(新規公開株)の抽選方法が異なります。主要な証券会社の抽選方法を紹介します。

【マネックス証券】 完全抽選制

    マネックスに割り振られたIPOは、すべて公平に抽選に回すというのが、マネックスの方針です。

したがって、マネックス自体に割り当てられるIPO株数は少ないことが多いですが、実際に抽選できる株数は他社よりも多いことがよくあります。

【SBI証券】  ポイントが可能性を高める

    SBI証券は、独自のポイント制度(IPOチャレンジポイント)を導入しています。

IPOの抽選に参加して、外れてしまったときに、1ポイント与えられます。

このポイントは、IPOに応募するときに、使用することができ、その使用したポイント数が多い人から優先的に当選します。

したがって、ポイントを貯めまくれば、好きなIPOに、確実に当選できることになります。

もちろん同じことを考えている人は多いので、人気なものはかなり多くのポイントをためる必要があり、根気が必要です。

【野村ネットアンドコール】 資金がなくても抽選はできる

野村ネットアンドコールは、抽選に参加する際に、お金を必要としません。当選した後に入金すれば問題ないのです。

したがって、とりあえず抽選に参加するということができるので、資金があまりない人にも助かります。

ただし、その分、応募総数が非常に多くなるので、当たりにくくなります。

【大和証券】 主幹事率高し

IPOでは、その株数の配分率が高い証券会社があります。

その会社は、主幹事といって、IPOを公開する会社が上場するまでのサポートをします。したがって、主幹事には配分が多目になるのです。

そうなると、単純に母数が増えるので、抽選に当たる確率も増えます。

大和証券は主幹事になる回数がトップクラスなので、いつでも抽選に参加できるように、口座を開設しておくことをおすすめします。

IPO(新規公開株)が当たったらどうやって売るのが効率的か

幸運にもIPOに当選したとしましょう。そうした場合、もちろんその株を売らなければ現金にはできません。

そのときに、どうやって売り抜けるのが最も効率的でしょうか。

IPOの株価は、上場の瞬間に大きく上がり、そこから少し下落して、ある程度下がったところから急激に上がるという動きを取ったりします(あくまで私のイメージです)。

したがって、売り抜けるポイントは、

1.上場したときの初値で売る。

2.一度下がった後に急激に上がったときに売る。

上記のどちらかかと思います。

ただ、基本的に初値で売るべきだと考えます。

これは簡単な話で、初値で高値になる可能性は、IPOを選べば非常に高いからです。

それに対して、一度下がったものが上がる保証はありませんし、せっかく当たったのに、上がると信じて待ってから、結局下がったのでは非常にもったいないです。

精神衛生上もIPOで買えた場合は初値で売り抜けるのが一番だと私は考えます。

IPOは買えなかったけど、上場した後に買ってもうけようとする方には、一度下がったときに買うという作戦は有効かもしれません。

初値で売るためには、上場前に成行で売り注文を出しておけばOKです。

こうしておけば、初値で売れます。もちろん、IPOで購入した株価で売るわけではないのでご安心ください。

まとめ

これまで、IPO(新規公開株)について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

皆様がより投資に興味をお持ちいただけるとうれしいです。

ただし、必ずもうけられるというわけではなく、元本割れというリスクがあるということを忘れないでください。あくまで自己責任でお願いします。

さて、IPOに関してまとめると以下となります。

1.IPO(新規公開株)は、買う企業をしっかり選べば、リスクが小さく、大きなリターンを得られる可能性が高い。

2.IPOの購入は、基本的に抽選となる。複数の証券会社から申し込むほど、当選確率を上げられる。

3.IPOに当選した場合、初値で売るために、上場前に成行の売り注文しておくのがおすすめ。

 

皆様も是非挑戦してみてください。

Nocchi_nochilog(のっち)
少額投資をこよなく愛する1児のパパ&サラリーマン。
お小遣い制でも負けずに投資をしています。

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