突然ですが!みなさんは、「年金もらえるか不安だなー」とか、「仕事をアーリーリタイアして好きなことやって暮らしたいなー」と思うときはないでしょうか。
それを実現するためには、なんとなーく「株とかで資産運用しないといけないのかなー?でも難しそう。。」と思う方も多いと思います。
そう思っている方も多いと思います。
たしかに、大きな利益を得るために色々と考えたりするのは、非常に難しいです。
ですが、「配当金」という、株を持っているだけでもらえるお金もあります。
それなら、そこまでハードルも高くないと思います。
会社の業績にも左右されますが、大きな会社であれば、毎年安定して配当金を出してくれるところはけっこうあります。
次に、みなさんが、株をやる目的はなんでしょうか?
…ですよね(笑)
さらに、株のお金だけで生活できれば良いなーと思う方も多いのではと思います。
では、配当金だけで生活するには、いったいいくら分の株を買えばよいのでしょうか?
気になりますよね。試算してみましたので参考にしてください。
以下、データはすべて2019年6月時点でのものです。
目次
生活するにはいくら必要か
そもそも生活するには、いったいいくら必要なのでしょうか。
厚労省の出しているデータを見ると、だいたい25万くらいあれば、夫婦二人で生活できるようです。
旅行にいきまくったりとかはしにくいですけどね。
なので、ここでは25万を配当金だけで得るにはいくら必要か考えてみます。
対象企業の選び方
配当金を出している企業を選ぶのは当たり前なのですが、それに加えて、安定している会社でなくては困ります。
たくさんの株を持っている会社が、倒産してしまっては、元も子もありません。
安定しているという指標として、今回は時価総額を使用します。
簡単に言うと、会社の規模がどれくらいか。ということがわかります。
今回は、時価総額5,000億以上の企業を対象とします。これは、時期にもよりますが、だいたい日経平均株価に取り込まれている銘柄の約半数程度です。
ちなみに、時価総額1位はトヨタで、21兆以上です。文字通り桁違いですね。
配当金上位20社の平均を計算

平均利回りトップ20をSBI証券のスクリーニング機能を持って調べてみました。時価総額は5,000億以上としています。
その結果が以下です。
企業名 | 利回り(%) |
JFEホールディングス | 6.32 |
日本たばこ産業 | 6.21 |
ソフトバンク | 5.95 |
オリックス | 5.70 |
住友商事 | 5.61 |
SUBARU | 5.52 |
三菱ケミカルホールディングス | 5.52 |
出光興産 | 5.44 |
日産自動車 | 5.33 |
キャノン | 5.16 |
丸紅 | 5.06 |
武田薬品工業 | 4.98 |
三菱UFJフィナンシャルグループ | 4.95 |
みずほフィナンシャルグループ | 4.91 |
NTTドコモ | 4.78 |
三井住友フィナンシャルグループ | 4.76 |
ヤマハ発動機 | 4.74 |
三井物産 | 4.67 |
住友化学 | 4.61 |
積水ハウス | 4.61 |
平均 | 5.24 |
利回りの平均は5.24%であることがわかりました。
配当金だけで生活するにはいくら必要か
配当金は課税対象で20.315%が税金で持っていかれます。
したがって、実際にもらえる額とした実質利回りを平均利回りから計算してみると、
5.24×(100-20.315)/100=4.175%
となります。
月に25万を目標にしているので、年間では、
25万×12か月=300万
が配当金として必要な金額となります。
以上から、
300万/(4.175%/100)=7185万
と計算できるので、毎月25万得ようとすると、7185万必要だということがわかります。
常に高い利回りとは限らない
今回は、利回りトップ20の銘柄を購入した場合で計算しました。
今回選ばれた企業名は、皆さんが知っているような超有名な企業ばっかりだったと思います。
なので、これらの企業がこれからも安定的に利益を得続けて、配当金を出してくれる可能性は高いと思います。
ですが、流行り廃りが激しい近年だからこそ、何が起こるかわかりません。
7200万弱あれば、配当金だけで生活できるという結果になりましたが、選んだ企業がこれからもずっと同じだけの配当金を出してくれるとは限りません。
株式投資をするには常にリスクが伴うことを理解してください。
ですが、7200万弱で十分だという数字は、比較的希望が持てる範囲にあると思います。
配当金だけで生活とまでいかなくても、この半分でも株式に回せば生活がより豊かになります。
みなさんもこの機会に株式投資を始めてみてはいかがでしょうか。
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みなさんが、投資でより良い生活ができることを願っております。