TradeStation(EasyLanguage)でインジケータを作成して適用するときに、
「条件を満たしたときにアラートを出したいな~」であったり、
「条件を満たしたときに、メールが来るようにしたいな~」
と思うことはないでしょうか。
EasyLanguageでは、アラートを出す機能があり、メールも送信できるので、常にパソコンの前にいなくても、条件を満たしたときに知らせてくれるようにできます。
このページを見れば、アラートの出し方やメールの送信(Gmail)方法がわかります。

目次
アラートを出す方法(プログラム編)

アラートを出すためのプログラムは簡単で、以下のコードを記述すれば問題ありません。
Alert("アラート" + Description );
“”で囲われているところが、文字として表示されます。
例えば、買い注文を出す条件を満たした場合は、”アラート”を”買い注文”などと変更できます。
さらに、「+ Description」と書くことで、銘柄名を一緒に表示できるので、どの銘柄に対して、アラートが出たか一目でわかるようになるのでおすすめです。
アラートを出す方法(設定編)

プログラムが書けたら、設定をしていきます。
プログラムを書くだけではダメで、設定をしないと、アラートは出ませんので注意ください。
まず、右クリックをして、「プロパティ」をクリックします。

「アラート」タブから「アラート有効化」にチェックを入れると、アラートが出るようになります。
アラートの出し方も、「一回だけ出す」、「バーごとに出す」、「連続して出す」があります。
「一回だけ出す」にしていると、チャートにインジケータを反映後に、どこかで条件が満たされると、それ以降出なくなってしまいます。
したがって、「バーごとに出す」か「連続して出す」をおすすめします。
「次のメッセージセンター通知設定を使用」でも選ぶところがあります。
ここは、「グローバルメッセージ設定を使用」で良いと思います。
「設定」で、より詳細な設定が可能です。

「アラーム音」はお好きなものに設定してください。
「ビジュアル」はポップアップとすると、わかりやすいでしょう。アラートが出たら、右下の方に表示してくれます。
その表示時間は、状況によって長くしておくとよいでしょう。
メールの送信設定をする場合は、「設定」をクリックしてください。
メール送信の設定(Gmail)

ここからは、メールの設定に移ります。
ここでは、Gmailにより送信する方法を紹介します。
上の画像のように、項目を埋めてください。
宛先
メールアドレス:受信したいメールアドレス
差出人メールアドレス
送信元となるメールアドレス(ここではGmailを想定。Gmail以外の場合はSMTPサーバーなどが変更になる)
SMTPサーバー名またはIPアドレス
smtp.gmail.com ←これを入力する(あくまで、Gmailの場合)
認証が必要なSMTPサーバー
Gmailは認証必要なのでチェックを入れて、アカウント名とパスワードを入力する。
アカウント名は、Gmailアドレスで、パスワードはGmailのログインパスワードです。
「SSL」を選択して、「ポート」には「465」と入力してください。
設定を終えたら、「テスト」をクリックしてください。


上の画像のようなエラーが出た際は、以下のような手順をとってください。
エラーが出たときの対処法
Gmailの場合、セキュリティレベルを高く設定していると、他のアプリからのメール送信に制限がかかっています。
以下のリンクから、Googleのセキュリティ設定ページに進んでください。

上の画像のように、「安全性の低いアプリのアクセス」から「アクセスを有効にする(非推奨)」をクリックしてください。

「安全性の低いアプリのアクセスの許可」を有効としてください。
この設定を有効にすると、Gmailのセキュリティレベルが下がります。
アラートの設定をするときだけ有効にすることをおすすめします。
Gmailの設定が終わったら、再度テストボタンを押してください。
今度は、設定したGmail宛てにメールが送信されていると思います。
また、作成したインジケータをチャートに適用すると、以下のようなメールが送信されると思います。

まとめ
アラートを出す方法を紹介しました。このアラート文を、If文の中などに取り組めば、条件を満たしたときに知らせてくれます。
条件を満たした瞬間に売買したいので、メールが来てからでは遅いときもありますので、プログラムがきちんと動くかをテストするためには、最適だと思います。
バックテストで十分利益が出ているかるといって、いきなり適用するのは少し待った方がいいと思います。
まずは、このアラートなどを使って、株価の動きなどを見てみると良いのではないでしょうか。
